池上彰が教授に
【ジャーナリストの池上彰さん(61)が、東京工業大学の教授に就任したことが明らかになった。所属するのは、同大の文系科目を充実させるために2010年に設置された「リベラルアーツセンター」。NHK時代には「週刊こどもニュース」の初代キャスターとして知られ、ニュース解説のわかりやすさには定評のある池上さんだが、いったい、どんな教室になるのか。(J-CASTニュース)】
『わかりやすい』の理由を考えてみた。まず、本質には触れないこと。表面だけを解説するのだから分かった気になるだけのことだ。世の中のことがそんなに簡単に分かるはずがない。だから、普通にものを考える人間は悩むのだ。そして、この悩むということが人間の特徴だろう。しかし、悩むことは苦しいから、いい加減なところで答えを出してしまうというのも人間だ。そこで、彼の解説に飛びついてしまう。「週刊こどもニュース」のころは、子供向けだから仕方ないと思っていたが、大人にも同じ調子である。子供扱いされても怒る人が少ないのは不思議なことだ。
次に、権力の批判はしない。何事も本質を突けば権力者は困るだろうからこれは当然だろう。大マスコミにも喜ばれる。
以上が、彼の解説が人気になる理由だと思うが、大学でこれをやってもいいものかどうか。大学の講義はバラエティー番組ではない。ますますものを考えない学生が増えるような気がする。池上氏に本質をぶつけるような質問ができる学生が東京工業大学にいることを期待したい。
『わかりやすい』の理由を考えてみた。まず、本質には触れないこと。表面だけを解説するのだから分かった気になるだけのことだ。世の中のことがそんなに簡単に分かるはずがない。だから、普通にものを考える人間は悩むのだ。そして、この悩むということが人間の特徴だろう。しかし、悩むことは苦しいから、いい加減なところで答えを出してしまうというのも人間だ。そこで、彼の解説に飛びついてしまう。「週刊こどもニュース」のころは、子供向けだから仕方ないと思っていたが、大人にも同じ調子である。子供扱いされても怒る人が少ないのは不思議なことだ。
次に、権力の批判はしない。何事も本質を突けば権力者は困るだろうからこれは当然だろう。大マスコミにも喜ばれる。
以上が、彼の解説が人気になる理由だと思うが、大学でこれをやってもいいものかどうか。大学の講義はバラエティー番組ではない。ますますものを考えない学生が増えるような気がする。池上氏に本質をぶつけるような質問ができる学生が東京工業大学にいることを期待したい。